脳の三位一体のヒーリング
アロハ
脳を幸せにして第七チャクラを開きやすくする読む瞑想を書きましたが、今回はその延長線で、脳を幸せにして、感情と思考、そして肉体を幸せにする読む瞑想に挑戦してみます。
☆ポール・マクリーンの脳の三層構造説
1.爬虫類脳(reptilian brain)
進化の時間的過程において最も古い年代に発生した脳器官
自律神経系の中枢である脳幹と大脳基底核より成り立つ
心拍、呼吸、血圧、体温などを調整する「基本的な生命維持」の機能を担う
爬虫類に特徴的な自分のテリトリー(縄張り)の防衛意識などを生む。
「自分を守る目的で機能」する部位
簡単に書くと脳の柱のような部位で、この上にその他の脳の器官が発達しています。
この部位で私たち人間の肉体維持が行われているということです。
自分を外敵から守るためにはアンテナを張っている必要があります。
自分を守るために働くのが「恐怖」という感情です。
この爬虫類脳は基本的に「生命維持・生き残り」に関するものだということです。
2.旧哺乳類脳(paleomammalian brain)
爬虫類脳に次いで進化した脳器官
海馬、帯状回、扁桃体といった“大脳辺縁系(limbic system)”から成り立つ
個体の生存維持と種の保存に役立つ快・不快の刺激と結びついている
本能的情動や感情、行動につながる動機を生む機能を担う
危険や脅威から逃避する反応、外敵を攻撃する反応を取る「原始的な防衛本能」を司る
大脳辺縁系は、本能的に遂行される“種の保存の目的=生殖活動”を司る部位
自己の遺伝子を継承する為の情動的評価に基づく社会的活動や集団行動を行い
無力な子の育児や保護を行う母性的な欲動・本能の源泉
簡単に書くと私たちの「感情」に関係している脳の部位です。
感情的な愛着が生まれることによって、それを守るという行動に結びつきます。
感情が種の保存、継続のために反応するということです。
3.新哺乳類脳(neomam-malian brain)
最も新しい年代に発生した脳器官
大脳新皮質の両半球(右脳・左脳)から成り立つ
「言語と記憶・学習能力、創造的な思考能力、空間把握」などを中軸とする高次脳機能の中枢
特に発達した知性・知能の源泉
新哺乳類脳はマクリーンの仮説では最も高次の階層構造
最も高度で複雑な情報処理を行う部位 ※大脳新皮質単独では高度な情報処理を行うことはできず、大脳辺縁系や脳幹、小脳などと相補的に協調し連動しながら高次な精神機能を実現していると考えられる
この脳の三段階構造を簡単にまとめると以下のようになります。
爬虫類脳⇒脳幹(脳の柱の部位)⇒潜在的な生存本能による肉体の維持と保存
▼
旧哺乳類脳⇒大脳辺縁系(脳の真ん中辺)⇒感情による種の保存と継続
▼
新哺乳類脳⇒右脳+左脳+小脳(脳の外側辺)⇒言語や記憶、思考による学習
これを波動的な身体であるオーラの構造に当てはめると以下のようになります。
爬虫類脳⇒脳の芯部⇒肉体的な領域⇒エーテル体
▼
旧哺乳類脳⇒脳の真ん中辺⇒感情的な領域⇒感情体
▼
新哺乳類脳⇒脳の外側辺⇒メンタルな領域⇒メンタル体
この三つの脳の領域に波動的に働きかけることによって、肉体+感情+精神の三位一体のヒーリングを行うことができます。
ではここからが今回の読む瞑想ヒーリング「脳の三位一体のヒーリング」です。
まず始めに上の写真のように脳の全体を意識してください。
さほど細かくイメージする必要はありません。
頭の中心に柱のように立っている脳幹をイメージしてください。
脳の下に縦の短く太い柱のような芯部をイメージするだけで構いません。
この部位が肉体の基本的な維持を行っています。
その脳幹の上に乗っているのが大脳辺縁系で、感情と種の保存に関係しています。
さらにその上を囲むようにして覆っている右脳や左脳、小脳をイメージしてください。
この脳の外側の部分がメンタルな領域、記憶や言語、考える能力に関係しています。
それでは、いつものように背筋を伸ばして椅子に座ってください。
そして身体を少し前屈みにして、エネルギーのラインの中に入ります。
身体を前後にゆっくりと動かして、身体がシッカリする位置を探してください。
次に頭の上に渦巻く銀河系をイメージして、足下に地球をイメージしてください。
そして銀河系の中心から銀色の細い光りのコードが降りて来て、頭の中心に入り、身体を通って尾骨から出て、地球の中心の核に繋がるのをイメージしてください。
銀河系の中心から流れ出ている光りの波動がシルバーコードを通じて頭の天辺から注ぎ込まれ、身体を通って地球の核へと流れ落ちてゆきます。
今度は地球の核から大地の波動が上昇して来て、身体を通って頭へ、そして頭頂から頭上の銀河系の中心へ吸い込まれてゆくのをイメージします。
自分を中心にして、銀河系の中心と、地球の核の間を光りの波動が行き来を繰り返して循環するのをイメージし続けて下さい。
では頭部の芯にあたる脳幹の柱をイメージしてください。
この部位が全ての肉体的な部位や器官,構造に繋がっています。
チャクラでは、第1チャクラ、第2チャクラ、そしてゴールドチャクラです。
また肉体と重なっているエーテル体にも関係しています。
その脳幹、太い柱の内側に小さなサーモンレッドの光りの電球を灯して下さい。
サーモンレッドの光りの放射が、脳の基礎になっている柱の部位を内側から照らし出して行きます。
サーモンレッドの光りで照らされた重たい部分や、緊張している部分、また固くなっている部分がリラックスし始めます。
波動的な澱みや重さが消えていって、脳幹の全体がサーモンレッドの光りに満たされて行きます。
しばらくその感覚を味わって下さい。
そして身体の機能のバランスが回復されている状態を出来るだけ明確にイメージしてください。
意識の力を使ってこの部位に語りかけることが出来ます。
言葉にしてアファーメーションしても構いませんし、明確なイメージを思い浮かべても構いません。
現在の状態をどういう風に変化させたいのかを可能な限り明確に伝えましょう。
では頭部の芯にあたる脳幹の柱をイメージしてください。
この部位が全ての肉体的な部位や器官,構造に繋がっています。
そしてその部位の内側に小さなサーモンレッドの光りの電球を灯して下さい。
サーモンレッドの光りの放射が、脳の基礎になっている柱の部位を内側から照らし出して行きます。
サーモンレッドの光りで照らされた重たい部分や、緊張している部分、また固くなっている部分がリラックスし始めます。
波動的な澱みや重さが消えていって、脳幹の全体がサーモンレッドの光りに満たされて行きます。
しばらくその感覚を味わって下さい。
臍下から安心感が下半身に広がってゆき、さらに身体の全体へと広がっていきます。
お尻と肛門の周辺に安心感が広がり、二つの腎臓にも伝わって、下半身にある全ての器官が安心感を増してリラックスしてゆくのをイメージしましょう。
そして身体の機能のバランスが回復されている状態を出来るだけ明確にイメージしてください。
意識の力を使ってこの部位に語りかけることが出来ます。
言葉にしてアファーメーションしても構いませんし、明確なイメージを思い浮かべても構いません。
現在の状態をどういう風に変化させたいのかを可能な限り明確に伝えましょう。
では次に脳幹の柱の上に乗っている中央部をイメージしてください。
この部位が愛や慈しみといった感情と生殖本能に繋がっています。
チャクラでは、第3チャクラ、第4チャクラ、そして第5チャクラです。
また肉体とエーテル体を包み込んでいる感情体にも関係しています。
その脳の中心部の内側に小さなエメラルドグリーンの光りの電球を灯して下さい。
エメラルドグリーンの光りの放射が、脳の中央の部位を内側から照らし出して行きます。
エメラルドグリーンの光りで照らされた重たい部分や、緊張している部分、また固くなっている部分がリラックスし始めます。
波動的な澱みや重さが消えていって、脳幹の全体がエメラルドグリーンの光りに満たされて行きます。
しばらくその感覚を味わって下さい。
そして感情がリラックスし始めて、幸せ感が広がりながらバランスが回復されている状態を出来るだけ明確にイメージしてください。
身体に幸せな感覚と感情が上半身の中心、ハートの部位、胸腺から外側に広がってゆくのをイメージしましょう。
幸せや愛情に関係する言葉をアファーメーションしても構いませんし、幸せで愛情に満ちあふれている自分のイメージを思い浮かべても構いません。
愛と光りに満ちあふれた未来の自分を可能な限り明確に、身体の広範囲に伝えましょう。
しばらくその感覚を味わって下さい。
では次に脳の外側の部分、右脳と左脳、小脳をイメージしてください。
脳の中心部を覆い込んでいる部分です。
この部位がメンタルな働き、言葉や記憶力、考えたりイメージする働きに繋がっています。
そしてその部位の内側に小さなインディゴブルーの光りの電球を灯して下さい。
インディゴブルーの光りの放射が、脳の基礎になっている柱の部位を内側から照らし出して行きます。
インディゴブルーの光りで照らされた重たい部分や、緊張している部分、また固くなっている部分がリラックスし始めます。
波動的な澱みや重さが消えていって、脳の外側の全体がインディゴブルーの光りに満たされて行きます。
しばらくその感覚を味わって下さい。
そして健全な考え方、ポジティブ思考で生活している状態を出来るだけ明確にイメージしてください。
ポジティブ思考を言葉にしてアファーメーションしても構いません。
ポジティブで明確な行動や、ポジティブで創造的、楽しさとワクワク感に溢れた人付き合いのイメージを思い浮かべても構いません。
現在の状態をどういう風に変化させたいのかを可能な限り明確に伝えましょう。
では最後に、三つの部位を同時にイメージしてください。
脳の外側部分の内側からインディゴブルーに光り輝いています。
内側の中心部の内側からエメラルドグリーンに光り輝いています。
そして芯部の太い柱の内側からサーモンレッドに光り輝いています。
この三つの違った光りの輝きが少しずつ混じり合って、スムーズに、奇麗に連動したグラデーションになるのをイメージしましょう。
それぞれの部位がバランスよく連携プレイを楽しんでいるイメージです。
そして頭全体が光りのグラデーションの輝きを放ち始めます。
頭から光りのグラデーションが放射しながら拡大していって、オーラの隅々を照らし出しているのをイメージしましょう。
オーラの全てが光りのグラデーションで満たされたと感じられたら、オーラに意識を当てて、精神的にも、感情的にも肉体的にも、幸せで、慈愛に満ちている自分の姿をイメージで伝えてください。
アファメーションをして声でオーラに伝えてみましょう。
内面の中で充分だと感じられるまで、様々なイメージや言葉、映像、感覚を伝え続けましょう。
そして身体と感情と思考の三位一体がバランス良く揃った感じを受けとったら瞑想を終えて下さい。