第3章 意識の構造

 

第四の意識

 通常の場合、私たちの意識の三位一体の動きはバラバラです。

顕在意識は考える力を使って様々なことに思いを馳せて色んな 行動をします。

 潜在意識は感情の力で顕在意識のバランスを内面に隠れている潜在的なものへと注意を向けさせます。端的に言ってしまうと、潜在的なものは、その存在を知ってもらうために表に出てくるわけです。

 超越意識には独自の目的、魂としての目的を達成させるために様々な方法で顕在意識に向かってメッセージを送り続け、 元々の人生の青写真に沿った進行方向へと導くような働きをします。

顕在意識が超越意識の存在とその関係を段階的に理解し始めると、それまでは微かにしか感じられなかった結びつきが太くなったように感じられるようになっていきます。

 意識の進化の過程では、それぞれの意識状態から沢山のことを学ぶことが必要なのです。

 顕在意識が潜在意識とのコミュニケーションの中で学ぶことは、肉体との関係、どのようにして肉体を上手く使いこなせるようになるか、肉体の持つ潜在的な機能の発見と開発。肉体というものは一体どういうものなのか? 西洋医学的な観点も含めて、東洋医学的な肉体の構造とその働き、それに加えてスピリチュアルな次元にある身体の働きのことも含まれます。そして更には自分が生み出して経験する感情の働き、感情の力をどうコントロールするか、自分の中の子供性=インナーチャイルドに気づいて成長へと導くなどと言ったことを主に学んでゆきます。

 顕在意識が超越意識とのコミュニケーションの中で学ぶことは、意識の拡大、スピリチュアルなレヴェルのコミュニケー ションによって、本来自分が計画した人生のプラン、目標を思い出すというのが主軸です。

 自分のスピリチュアリティー(霊性)を磨きながら高める。自分の中に内在している神性を思い出して自分と自然や宇宙との繋がりと関係性を思い出すといったことを主に学んでゆきます。

 顕在意識の中では、自分の考えや行動、そこから生み出される結果や、自分で立てた目標を達成する、自分が心理的にどのような言動をするのか、自我のコントロール、感情のコントロールの仕方などを主に学んでゆきます。 しかし顕在意識は、顕在意識そのもののことも自覚して学ばななければなりません。なぜなら私たちの自我が主にこの顕在意識の状態に焦点を合わせているからです。

 私たちの自我は、潜在意識と超越意識、そして顕在意識の働きといった、それぞれの意識状態での経験の中から、三位一体の働きと、そのコミュニケーションの方法などを学んで成長するのです。この三つの意識状態を統一することによって、私たちの自我が第四の意識状態へ向けて霊的な成長をしていきます。これが前の三位一体の部分で書いた、平面的な三つの意識がもう一つの意識状態を作り上げることによって立体化するということです。三位一体がそれぞれ独自の方向性を持って、協調性を持つこと無くバラバラに動いている状態で経験する世界はリアリティー(現実感)の深さが浅く、平面的で表層的なのです。

 第四の意識が成長を始め、段階的に多次元的な現実を生きていくようになるためには、三位一体をバランス良く連動させ、統合した意識状態が必要になります。第四の意識状態の成長の中では、目に見えない多次元的な世界との関係や、それらとのコミュニケーション通じてワンネス(一体感)へと上昇してゆきます。

個人レヴェルでの愛を含めた意識の目覚めを通じて、コミュニティーレヴェル、地域レヴェル、国家レヴェル、グローバルなレヴェルから惑星レヴェルを超えて、宇宙レヴェルでの目覚めへ向かって進化してゆきます。

 

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