第二章 意識のテクノロジー 4

 

クレアヴォヤンス【超視覚】

Clairvoyance

 

 超感覚の中で最も代表的なもので、霊的な視覚に関する類いの能力です。

  基本的に遠隔透視を含めた透視能力のことで、日本では〈千里眼〉と呼ばれ、アメリカでは〈クレアボヤンス、リモートビューイング(Remote viewing)とも呼ばれます。

 

この本の中では、クレアヴォヤンスとリモート・ヴューイングを少し違った角度を持っていると捉えていますので、リモート・ヴューイングに関する内容は後にでてきます。

 

  クレアヴォヤンスの能力は隠されたものや、離れた場所にあるもの、その状況や状態などといった、普通の肉眼の視野の範囲では視界の中に入らないもの、肉眼で確認できないものを、直感やイメージで判別する能力のことです。 

 その他にも現時点の映像でなく、過去や未来といった、現在とは時間軸の違った時間域の状況まで見ることも可能で、一般的にそられは〈予知能力〉、〈直感〉または〈レトロコグニション:過去視、プレコグニション:未来視〉と呼ばれます。 

 

〈クレアヴォヤンス〉の能力で普通の肉眼では見ることが出来ない〈何か〉を捉えるのには、二つの方向性があります。

 

 1 〈意識の窓〉を通じて、脳内でイメージや映像としての視覚として捉える場合 

 

2 実際に肉眼で見ているように捉える場合  透視能力は、隠れている何かを、映像として知覚して見つける、または物理的に肉眼では見ることができないもの、例えば、体内の状態や、普通の目では見えない、オーラや気脈、エネルギーの状態を視ることを指します。 

 

 基本的には、意識を様々な場所や、時間軸、時空、次元へと移動させて焦点を合わせ、それを映像やイメージなどの視覚として捉えると理解することができます。

 

 スピリチュアルな感覚で、通常では見えないものを映像やイメージで目撃したことを〈ヴィジョン〉を見たという言い方をすることもあります。

 

 

ヴィジョン

 

 霊的な意味ではなく、一般的に〈ヴィジョン〉という言葉が使われる場合は〈未来のイメージ〉として捉えられています。

 例えば〈会社のヴィジョン〉とか、〈個人的な未来のヴィジョン〉という具合です。 これら未来に投影する〈ヴィジョン〉というのは、脳裏の中で作り出したい未来の姿をイメージします。 そのイメージは細かな部分から全体的な部分までが想定され、そこを目指して進んで行きながら築き上げてイメージに近いものへ具現化してゆくというアイデアです。 

 

 メタフィジックス〈超越物理学〉的なヴィジョンの考え方は、現在から未来に向かって進むのではなく、ヴィジュアリゼーション〈視覚化〉することによって、未来にそのイメージを送り込み、未来から現在を引っ張って近づけさせるというアイデアで、これを〈未来への紐付け〉と言います。 

 

 

未来への紐付け・ヴィジュアリゼーション

 

 未来で実現化したいものを先に脳裏の中で明確なイメージとして作り上げます。 

 

 設定したイメージに波動(エネルギー)を送り続けて拡大させます。

 

 未来の方から現在を引っ張ってもらうことによって、普通の速度とは違った、もっと加速されたスピードでゴールを達成する方法です

 

 まず最初にゴールになるイメージを作り上げます。

 そこまで「どういう道のりで行くのか」という詳細までこと細かにイメージする必要はありません。 

 未来のイメージを信頼することによって、それに応じた方法なり、スケジュールなり、人との出逢い、チャンスなどがシンクロニシティー(共時性)を通じて現れてきます。

 

 重要なことは、頭の中で作り上げて設定したゴールのイメージに変更を加え続けないことです。

 頭の中の世界は変全自在に移り変わる特性をもっているので、頭の中でイメージを固定化させるのはとても難しいものです。

 ヴィジョンボードを作り、頭の中のイメージを、紙の上に表現してしまうのが最も得策です。

 

 波のようにシンクロニシティーが引き寄せらせはじめ、何かしらのチャンスや出逢いを送ってくるようになります。

 それらが目の前に現れた時に、直感的に掴んで進んでゆくと、速く実現していきます。 

 

 

超感覚的な視点
 
 第三の眼は人間の脳の中にある器官の一つ「松果体」に関係します。

 

 この松果体は子供の頃は大きく、大人になるにつれて次第に小さくなっていきます。小さな子供は大人の目には見えないものを見ていると言われることがありますが、これは松果体の大きさに関連していると考えることができるでしょう。 

 哲学者、自然学者であり、形而上学に系統していた「近代哲学の父」と呼ばれるデカルトは、第三の目に関連する松果体を「魂の座」と呼んでいます。 
 
 人間の脳はその根底部にある脳幹、爬虫類脳とも言われる部位から発達しています。

 松果体は自然界のリズムに同調する性質があり、身体の中のタイマーのような働きをするものです。 

 爬虫類や鳥類の場合は皮膚の直下に松果体があり、皮膚で光りを検知しますが、人間の場合は網膜視床下部が同じ役目を果し、そこから強い光りの刺激から派生する信号が松果体へと送られます。 

 松果体に光りの刺激が伝わるとメラトニンというホルモンの分泌が促され始めます。 

 メラトニンは睡眠を促すサプリメントとして知られるもので、身体が強い光を浴びると、約14時間から16時間後に松果体からメラトニンが分泌され始め、人によっては眠気を感じるようになります。 


 眠りを誘うメラトニンを放出する松果体は、カルシウム、マグネシウム塩、そして有機質で構成され、視床下部を介して性腺刺激ホルモンの放出を抑制します。 
 
 第三の眼の開花は人によって時期が異なるので、赤ちゃんから成人の肉体へと成長する年数と過程のように一概に成長の速度を測ることは難しいでしょう。
 幼少時から霊的な世界を見ることができた人もいれば、子供の頃に止まってしまう人もいます。女性の場合だと出産後に開花したり、大人になってから開眼したりする人もいたりと様々です。 
 
 そして
誰でも毎日この第三の眼の機能を潜在的に使っています。ただそれに気づいてないだけです。第三の目というものを意識していないし、その存在すら知らない人がほとんどでしょう。そして第三の目という言葉を知っている、なんとなくわかっている人でも、その実態性や特性まで知っているわけではありません。

 
第三の目がどのような機能として働くのか? 

どうすれば意識的に使いこなせるのか?  


そしてサイキック的な事柄に本格的な興味がないかぎり、上記したような技術的なノウハウを知らないだけです。 なぜなら、家庭の中でも、躾けの段階でも、学校でも、社会でも、そのような霊的な能力の使い方は教えられてないからです。 

 クレアヴォヤンスの能力を持っている人々は、生まれながらに備えているか、突然に開花した方々がとても多いものです。なので、
どうすれば意図的に駆使することができるようになるのかを説明することが困難なようです。 


 この霊的な視覚の全体像を分かりやすく説明するために、少し異質な例になりますがアストラルトラベルや幽体離脱、臨死体験に関する事柄を紐解きながら書いてみます。 

 

▶︎「アストラルトラベル」へ続く