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第二章 意識のテクノロジー 14

 

クレアガスタンス【超味覚】

Clairgustance

 

 口の中に何も入れずに、物質の味を受けとることが出来る能力。サブスタンスなエッセンスをスピリチュアル次元、もしくはエーテル次元から受けとることができると解説されています。

 

 簡単に書いてしまうと、実際に何か食べ物を口に入れて,入れて舌で味わうことの他にも、何かの味が分かってしまうという類いの能力です。

 

 味覚はその時の自分の身体の状態や精神的な状態から大きな影響を受けます。

 

 身体の調子の悪いときは、普通の人が食べたら美味しく感じられるものでも、あまり食欲が進まず、美味しく感じられません。

 

 精神的に落ちている、ストレス度合いが高い時も同じです。

 

 また味覚はイメージによっても脳裏の中で再現されます。

 

 例えば、新鮮なレモンを食べた時の酸っぱさを思い出すと自然に口の中に唾液がでてきて、酸っぱいという経験が再現され、実際にレモンを食べてはいないのに、まるでそれを食べたかのような味わいを体験します。

 

 

イメージは味覚を沸き上がらせる

 

 では簡単な実験として、何か食べたいものを頭の中でイメージしてみましょう。今まで食べた中で一番美味しかったカツ丼でもよいし、フランス料理の一品でも、コカコーラの味でも、焙煎コーヒーでも、パイナップルでも何でも構いません。

 

 脳裏で食べたいもの、食べて美味しかったものを思い出した時に、一体どのように感じますか?

 

 

◎実際に食べた時のように、口の中で感触や味わいを思い出す

 

◎食べた時の味の感覚を身体を通じて全体的に思い出す

 

◎実際に食べた時のように、酸っぱさや甘み、味のコクなどを思いだす

 

 

 前の部分でも書きましたが、視覚に関しても聴覚に関しても、実際に映像や音を受けとるのは、その器官ではなく、脳の中です。そして味覚も同じように舌を通じて脳へ送られ記憶されます。

 

 映像であれ、音であれ、味覚であれ、それらを体験した時のことや、映像、音、味といったそのものの情報も同時に脳に送られ、どこかにデータとして記憶されます。

 

 実際にそれらのことを体験しなくても、頭の中で思い出すだけで、それらのデータが引き出され、感情的にも、肉体の感覚的にも再体験できるようになっているわけです。

 

 聴覚の部分で音は波動と周波数でできていると書きました。そして味覚や、この後に述べる匂いも同じように波動でできています。

 

 この肉体次元のレヴェルに存在する全てのものは、基本的に波動で構成されているのです。全てのものは素粒子レヴェルで振動しています。

 

 音であれ、映像であれ、物であれ、それぞれ固有の振動的な構造を持っているのです。

 

 

味覚はその人の波動域によって変化する

 

 味覚に関する経験の中で言えるのは、自分の全体的な波動の状態によっても舌で受けとる味わいは大幅に変化するということです。

 

 能力開発のクラスではオアフ島のパワースポットに出かけて行って、その場所の波動をサンプリングするために波動水を制作します。

 

 全米で最も美しいビーチのトップ3にいつも挙げられるラニカイ・ビーチの山側にあるカイワ・リッジという場所があるのですが、その場所にあるヴォルテックスの波動を水に転写した時のことです。

 

 生徒さん6人で同じ場所から波動を取り出して同じミネラル・ウォーターのボトルに転写しました。このパワースポットから取り出した波動水は、他との違いが分かりやすく、少し土臭さと微かなミントのような青臭さがあり、とても独特な味がするのです。

 

 すると一人だけその波動水が異常にまずい味になっていると言ってきました。

 

 どういうわけか彼女だけ別の波動を転写したのかと思ったので、彼女が転写した波動水を皆で廻し飲みをしてみました。

 

 すると他の人には、皆が転写した水の味と全く同じだと言うのです。

 

 他の全員からしてみると彼女の制作した波動水は皆のものと同じでした。

 その後にもクラスが続き、彼女と他の生徒さん達はホテルの部屋で色んなことをシェアした結果に、彼女は個人的なブレークスルーを経験しました。

 

 そして翌日の朝に自分が制作したカイワリッジの波動水を再び飲んでみたら、先日に制作した時とは全く違った味、皆が言っている通りの味に変化していたのです。

 

 この体験が伝えているのは、波動水の味そのものが変化したのではなく、波動水を味わった人の味覚が変化しているという部分です。

 

 個人的にも同じような経験をしたことが何度もあります。

 

 体調の悪い時や、自分の波動域が下がっている時には導水を飲むと、以前とは同じような味がしないのです。

 

 そしてその後に自分の波動域を上昇させる何かのエクササイズとか、ヒーリングとか、パワースポットで充電するといったようなことをすると、味わいが元に戻っているのです。

 

 エクササイズなどに割く時間がない場合には、その美味しく感じなくなった波動水を飲み続けるだけでも次第に味覚が元に戻り始めます。

 

 味覚は波動域のヴァロメーターとしても機能する、自分の全体的な波動の状態を図るためにも使えるということです。

 

 味覚に関する変化は、後の章の中で説明するオーラの新陳代謝の速度にも関係しています。

 

 オーラの新陳代謝が普通以上に活性化されている時は、波動域の低い食べ物に対して引かれなくなります。

 

 味云々の前に、出された料理の波動や鮮度が低いと食べたいと思わない、時によっては見るだけで必要なのか不必要なのかがわかってしまうようになるので、口に入れるというところまで進んでいかなくなります。 食べても前のように美味しく感じなくなるのです。 

 

 味覚に関して敏感になる前の私の食生活は、普通の人の食べるものと変わりはありませんでした。

 

 基本的には野菜を中心にした食生活を心がけていましたが、肉も食べれば魚も、甘いものもジャンクフードも平気で食べていました。 

 

 今から振り返ると空恐ろしいことですが、更には1日の中で2リットル以上のコーラなどの炭酸飲料を平気で飲み続けていたのです。

 

 頭では炭酸飲料よりも水の方が身体に良い、甘いものは身体に良くないということはわかっていても、実生活の中では実践できるところまで到達していませんでした。

 

 ミネラル・ウォーターを飲む習慣をつける努力もしてみましたが、口に馴染まないので美味しいと思うことができず、一日に水を2リットル以上飲むことなど到底不可能だと感じていました。

 

 これらの食生活の変化を感じ始めたのは、以前にも増してサイキックな能力が更に開花を始め、様々なレヴェルでの体感能力が向上し始めた頃です。

 

 全体的な波動が変化を始めて上昇を始めると、味覚的な感覚が混乱を始めます。その兆候の手始めとして、まず食べたいものが少なくなってゆくのです。 

 

 空腹感を感じている時でも自分が何を食べたいのか前のように明確に思い浮かばなくなっていきました。

 

 次には食べても前の用に美味しく感じない。

 

 空腹なので食べることはできるのですが、何かが足りない感じがして前のように満足しなくなったのです。

 

 この頃から体感能力の幅がとても広くなった、前は感じなかった感覚や、感じる幅の違いが明らかになっていました。

 

 そんな中で少しずつ食べるものが自然に野菜中心になり、とっても好きだったステーキも食べなくなり、自宅では一切肉を食べない習慣に変わったのです。

 

 しかしそれでも外食の時には食べたい時には肉も食べていました。 そして味覚の変化に合わせるようにして匂いに対しても敏感になり始めたのです。

 

 どのような食べ物であれ、何かしらの匂いを嗅ぐことができます。

 

 それ以前はテーブルにでてくるお料理の匂いなど然程は気にする方ではなかったのですが、匂いが前よりもリアルになってきたのです。

 

 そして更には匂いの波動のようなものまでわかるようになっていきました。 出てくる料理に波動的な鮮度というか、張りと密度のような濃さがないと美味しく感じ慣れなくなってきたのです。

 

 料理の波動がべろんと薄い感じや、ねったり、べったりとした波動として分かってしまう場合は、口に運んでも前と同じように美味しくは感じられないのです。

 

 その内に鶏肉や牛肉、豚肉に関しても、その波動的な鮮度が分かるようになり、波動が低いものは食べても充足感を感じなくなってしまったのです。 

 

 そんな感じで食べ物を波動的に捉える習慣が始まったのも味覚と臭覚が変化を始めた頃です。

 

 さらには出てくる料理によっては素材に記憶されている映像が視え始めました。

 

 例えば料理が出てきた時と同時に目の前に豚の頭や鳥の頭が明確に浮かんできたり、切り取られた肉の部位がリアルに視えたりすることが少しずつ起きはじめたのです。 

 

 そんな経緯で外食は自然に野菜と魚中心になりましたが、魚に関しても波動的な鮮度が問題になり、よほど鮮度の高い素材を使って的確に調理されていないと美味しく感じなくなってしまいました。

 

 ここまできてしまうと、外食というアイデアにときめかなくなり、意欲が湧かなくなってくるのです。 

 

 

1日2リットル以上の水が飲めない理由

 

 私は1日に2リットル以上もの炭酸飲料を浴びるように飲んでいたわけですが、これが決定的に変わってしまった理由は「波動水」を飲むようになってからです。

 

 波動水に関しては後の波動の章でも書きますので、ここでは簡潔に書かせてさせて頂きます。 

 

 波動水に慣れるまで各種メーカーから発売されている色んな土地のミネラル・ウォーターを試し、還元水にも挑戦しました。

 

 しかし美味しくないというか、普通の生活の中では喉に通らないのです。

 

 運動直後やあまりの熱さに耐えかねて水を飲む場合でも、そんなに沢山は飲めないのです。

 

 水自体が美味しく感じられないので、他の味付きの飲み物に走ってしまうのです。 

 

 波動水を飲み始めてから、それまで毎日のように飲んでいた炭酸飲料やジュース類は滅多に飲まなくなりました。

 

 これらの様々なパワースポットから波動を転写した波動水を飲むようになって気がついたのは、それぞれの水の味と、そのまろやかさ、柔らかさ、堅さ、匂いなどです。 

 

 一口で水と捉えてしまうと全てが同じような感じに思えますが、採取された場所によって様々な違いがあります。

 

 波動水を普通の各種ミネラルウォーターと比べてみると、波動水の方が遥かに丸く、滑らかで喉越しに引っかることなく飲めてしまうのです。

 

 普通の水を飲む場合には喉が絞まるというか、喉の周辺が堅くなるように感じるのが、波動水の場合はスムーズにすんなりと喉を通り越してい胃の中へ滑り込んでいくのがわかります。 

 

 サイキック的な味覚のセンスが個人セッションの最中に役立つことも多々ありますが、クレアヴォヤンスの能力に比べると全面的ではありません。

 

 しかし時によっては超視覚的な映像やイメージと共に、特定の食べ物の味や食感などが伝わってくる場合もあります。

 

 世の中には星の数程の食品があり。料理や調理されているものの大半は色んな素材が混ざり合っています。

 

 その中の何かを取り上げて特定することは非常に難しいのですが、味覚から臭覚に連動させて、視覚も同時に使いながら絞り込んでいった結果に特定の素材を突き止めるということが可能な場合もあります。

 

▶︎「クレアアリエンス」へ続く

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